教えて!タブレット先生

教えて!タブレット先生

Client: 世田谷区教育委員会

新しい取り組みをつなぐ

昨年度から、世田谷区内の中学校と小学校でタブレットの配布が開始されました。タブレットの使い方や、考え方について解説する資料を3回に渡って制作しました。

ICT教育は、世田谷区に限らず日本全国で取り組みがはじまったばかり。これからの時代には文房具と同じようにICT端末を使いこなせることが、子どもたちが自分の興味関心に基づく探求的な学びに不可欠です。一方で、タブレット端末を子どもたちに渡すことは親御さんたち。そして、新しい運用を試行錯誤する現場の先生方にとっても大きな不安材料になってしまう可能性もあります。そこで、まずは不安に思っている方の気持ちに寄り添うような、そんな資料を目指しました。

タブレットの利用にはリスクがないわけではありません。でも全てのリスクを排除してしまっては、子どもたちが自分で考えて使う機会を奪ってしまいます。初めての試みですから正解はありません。試行錯誤しながら良い方法をみんなで見つけていかれるように。区民の一人として、その一助が出来たらと願って作りました。

教えてタブレット先生 vol.2
教えてタブレット先生 vol.3

CREDIT

Direction: Naruki Kurokawa (SHIPYARD)
Design & Illustration: Yui Suzuki
世田谷区立小・中学校 探究的な学びを推進する1人1台の情報端末の活用